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  およそ一月ほど前に、喫煙者には逆風である旨の記事を掲載しているが、憶えていらっしゃるだろあうか。

今年3月より、自販機でたばこを購入するには成人のみに発行されるICカード‘taspo(タスポ)’が必要となりそうだ。
taspo(タスポ)対応とは、順次導入される成人識別たばこ自動販売機にてたばこを購入する際に必要なICカ-ド。
未成年者の喫煙を防ぐために導入される。同カ-ドは先行して、鹿児島県・宮崎県・神奈川県で申込みを開始しているが、この二月から全国の都道府県での申し込みが始まった。

喫煙率が低下する中、未成年者の喫煙が社会問題化する昨今。この施策は業界にとっては両刃の剣となりかねない。未成年者の喫煙を防止することは当然のこと。しかし、その傍らで有料成年喫煙者のたばこ離れを加速しかねない。果たして、このICカ-ドの導入の行方はいかに。


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   食の安全性、とりわり中国産の安全性に不信感が募る今日この頃、またもや事件が起こった。

中国産の冷凍ギョーザを食べた一家が食中毒症状を訴え入院する事態となったのだ。調査の結果、殺虫剤の成分が検出され、輸入した業者は商品自主回収に至る。

昨年の中国産「ダンボ-ル入り肉まん」の事件は記憶に新しいところ。それ以前には、日本人の好物である秋の味覚松茸でも、その安全性が問われたばかり。

食料自給率が著しく低い日本。多くの食料を輸入に頼っている現状において、輸入食品の安全性に国民の多くは敏感であろう。

人が生きるために必要な要素「衣・食・住」
どれも欠くことができないが、食が欠けると人の生死に関わるので、一刻も早い安全性の回復を祈るばかりだ。
 近年、公共施設を中心に禁煙化の波が押し寄せているが、次は企業内にも押し寄せようとしている。

 先日、製薬世界最大手であるファイザー製薬の日本法人が、全従業員に勤務中の禁煙を求めると発表した。

自社が年内に禁煙薬を発売するのにあわせ、このような措置が取られたようだ。

近年、企業内において、喫煙室の設置を柱とした分煙化が進んできた。しかし、年々喫煙率が低下している現状と健康志向の高まりから、喫煙室の撤廃、ひいては禁煙化の流れになる気がする。

もしかしたら、勤務中の禁煙を求めないまでも、事務所内は禁煙とするといった流れになるのかもしれない。

現役を退いた60代の方の喫煙状況に目を向けると、昭和40年代初頭には、男性で8割弱、女性で3割弱の喫煙率であった。しかし、近年においては男性で3割強、女性においては5%強まで落ち込んでいるのだ。

この流れは、60代に留まらず、全世代、全社会に広がりそうな感じがするが、皆さんはどう思いますか。
12月1日、任天堂からWii用ソフト「Wii Fit」が発売された。

任天堂というと、「トランプ」や「花札」を想いだす団塊の世代の方は多いだろう。また、ご子息が幼少期に「ファミコン」をクリスマスプレゼントとして贈った方もいるだろう。

「ファミコン」が代名詞と言える家庭用ゲ-ム機は、その後進化を遂げる。途中、ライバルの「セガ社」などの撤退や、新参の「ソニ-」社の猛攻などの時代を潜り抜け、今もなお‘家庭用ゲ-ム機業界’に君臨する任天堂。

同社の最新の家庭用ゲ-ム機Wiiでは、‘体感ソフト’が人気のようだ。その流れを受ける形で、今回発売された「Wii fit」は、体重や体の重心バランスを測定でき、さまざまなトレーニングを通じて健康管理を行うフィットネスソフトだ。

師走に入り、日に日に寒さが増す今日。この寒さは運動不足に拍車をかけるのであろう。しかし、暖かい、ぽかぽかの部屋で運動ができるこのソフトは、皆様を運動に誘うのではないだろうか。

皆さんの多くは家庭用ゲ-ム機を快く思っていないかも知れない。かつて、ご子息にファミコンをプレゼントしたものの、ゲ-ム機の悪影響を心配される方も多かったであろう。

このソフトは、そんな皆様の意識の変化と健康をもたらすのかもしれない。
 血液がサラサラになると謳い、効能のないブレスレットを販売したとして、東京都豊島区の健康器具販売会社社長と同社幹部ら計7人が詐欺の疑いで逮捕された。

 容疑者らは、1本約2万円で仕入れた「ゲルマニウムブレスレット」を25~30万円程度で販売し、計約680万円を騙し取った疑いである。

 ドロドロ血は、動脈硬化などの病気を引き起こすと言われている昨今、団塊の世代やシニアの方だけでなく、30代40代の比較的若い世代も血液の流れは気になるところ。また、数年前から注目されはじめた「ゲルマニウムブレスレット」が詐欺を後押しした。

 このような「健康詐欺」の被害者は、他の詐欺被害と同様に、団塊の世代の方が多いという。

 今回逮捕された社長は60歳(団塊の世代)。皆様のことがよくわかるからこそ起こった詐欺か。何はともあれ、詐欺にはご注意頂きたい。
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