国内に新型インフルエンザが侵入し、数日が経過した。感染者は高校生を中心に神戸や大阪などで広がっている。東京への侵入も時間の問題と思われる。
弱毒性といわれているが、 その脅威に備え既に首都圏ではマスクの売り切れ店が続出。インタ-ネット販売でも同様だ。都内においては、先週末からマスクの売れ行きが伸び、多くの店で昨日までには店頭在庫が底をついた。ある薬局店店員の話では、感染の広がる関西圏ではマスクの流通が多く、一方で感染が未確認の首都圏の方が、流通が少ないという。そのため入荷まで最低10日、また、入荷しても注文数の1/10の程度とのことだ。
マスクを求めて三千里。人々はマスクを求めさまよう。さながら、オイルシショックのようである。そのため、マスクはいまや投機商品となっている。インタ-ネットオ-クションにはマスクの出展が増え、通常の数倍で売られているのだ。
果たしてこの騒ぎと新型インフルエンザの脅威。いになったら収束するのだろうか。最近始まったテレビCMでは麻生総理が、新型インフルエンザに対する冷静な対応を求めているが、国民全てにこの冷静な対応は必要だろう。
メキシコで発生した、新型インフルエンザが猛威を奮っている。その勢いは留まることをしらず、ついにアジア(韓国など)でも感染者が確認された。
今回は豚を起因する「豚インフルエンザ」その感染力の凄さから、WHOは警戒レベルを「3」から「4」に引き上げた。これは人から人への感染を危惧するレベルである。現在のところ国内での感染者は確認されていないが、貿易立国のわが国は、海外からウィルスが入ってくる可能性は極めて高く、水際でウィルスの進入を防いでいるところだ。
数ヶ月前、映画「感染列島」が上映された。新型のインフルエンザが国内で猛威を奮うというもので、もし、国内にウィルスが侵入した場合、映画同様の事態になりかねない。
数年前の、「SARS」発生時は対岸の火事といった感じがあったが、今回の豚インフルエンザの発生は危機感を感じる。折りしも、国内では大型連休が始まり、国内外で人の往来が激しくなる時期だ。
ここは世界でひとつになろうではないか。そして、一日も早い、沈静化を目指ざそう。
女性お笑いタレントの感染で結核への関心が高まっている。結核は過去のものと思われているが、いまだ感染者が多い。しかし、今日においては医療の進歩により、薬を処方すれば直るもので、かつてのような「不治の病」ではない。そのため、国民の結核に対する意識は低いのかもしれない。
結核は空気感染する。また、発症まで時間がかかる病気だ。したがって少しでもおかしいと感じたら、すぐに病院へ行くべきだろう。特に高齢の方は、場合によっては死に至るかもしれないからだ。
今回の女性お笑いタレントの結核感染は、結核への意識が低下した国民へ、結核への警鐘を鳴らしたようだ。
新年度の始まった昨日。首都圏のJRホ-ムで、全面禁煙が導入された。愛煙家の方には肩身の狭い話だが、このホ-ムのみならず、各場所で禁煙化が進んでいるのだ。
昔に比べタバコを吸う方が減っているように思うが、一方で路上喫煙者が増えている気がする。各地の条例で禁止されているものの、私には減る気配すら感じられないのだ。
昨年はタバコ税増税が議論された。愛煙家の方は肩身が狭くなるばかりかもしれないが、ここはひとつ本数を減らしてみてはどうだろうか。
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