未知のウィルスに日本列島が腐食される。感染者数は数千万人、死者多数。感染が拡大するにつれ、国家はその状況を把握しきれなくなる。やがて、都市機能は完全に麻痺した。
現実なら大変なことだが、これは映画「感染列島」のでの話。最終的にはワクチンが開発され、事態は収束に向かった。
近年はサ-ズや鳥インフルエンザなどの新型ウィルスの発生により、世界各国で多数の死者が出ている。それゆえに、我が国でも現実に起こりうることなのだ。
今日から2月。インフルエンザの流行の季節だ。最近、インフルエンザ万能ワクチンの話題が出たが、ウィルスは進化し続けるので安心できないだろう。寒さはまだまだ和らぎそうもないが、体調には十分気をつけ、春を迎えようではないか。
この大恐慌の中で、人手不足の業界がある。そのひとつは「介護業界」だ。
この人手不足の解消を目指し、昨夏来日し日本語研修を受けていたインドネシア人介護士が、半年に及ぶ研修を終了した。今後は全国各地に散らばり、介護施設で働き始める。同国からは同様に看護師の受け入れも始めている。
長期的に見て我が国の国力を維持するためには、移民の受け入れを検討しなければならない。その先駆けともいえる今回の受け入れ。あなたのそばでインドネシア人介護士や看護師の姿を見かける日は近づいているのだ。
昨今の世界恐慌の影響で、特に南米から日本に働きにきた外国人労働者が、賃金カットやリストラに合い苦境に立たされている。もっともそれは日本人も同じであるが、彼らの場合は母国に帰りたくとも帰れない状況なのだ。
これを踏まえ、介護士や看護師が勤務先を退職した場合のことを考えなければならない。それは介護士は4年以内に日本の国家試験に合格しなければ帰国を余儀なくされるということも関係している。
さぁいよいよ始まった「介護と看護の国際化」いま静かに動き始めたのだ。
今年は「大麻」使用での逮捕のニュ-スが相次ぐ。先般角界の大麻汚染が騒がれたばかりだが、最近は有名大学学生の大麻売買や使用によるニュ-スが続いている。
大麻は薬物乱用の入り口であるという。軽い気持ちで使用し、その後覚せい剤などの薬物使用へと繋がるそうだ。最近では有名芸能人の大麻使用による逮捕が話題となり、大麻汚染は止まることを知らない。国を挙げて、大麻や薬物汚染を食い止める必要があるのではないだろうか。
今年も残すところ一月あまり。不本意ながら、今年を表す一文字は「汚」「麻」になったりしないだろうか。STOP ザ 薬物乱用。こられの撲滅を期待するのだ。
去る15日は敬老の日だった。これにちなんで総務省は高齢者推計人口を発表した。予想通り高齢化は進展し、65歳以上の割合は総人口の20.7%であった。
少子高齢化の進展は、将来の労働力人口の確保、ひいては我が国の経済成長に深刻な影響をもたらす。そのため、一部では「移民受け入れ」の議論がなされている。
最近では、労働力不足の著しい「医療・介護」分野で、インドネシアから労働力を受け入れた。数年後、医療や介護の現場で、患者として彼らにお目にかかる日が来るのかもしれない。
年を追うごとに深刻化する少子高齢化問題。果たして抜本的な解決はできるのであろうか。
健保組合の解散の背景は、今年4月から始まった新しい高齢者医療制度により、全国の健保組合が拠出する負担金が約5,000億円増加したためだ。そのため、健保組合の9割が赤字に陥っているという。仮に赤字でも、従業員の福利厚生と考えれば、赤字も已む無しと考える企業もあるだろう。しかし、中には赤字に耐えかね、解散する組合もあるのだ。
明日は敬老の日。老いた方々を敬うと共に、医療制度についても考える必要があるのではないだろうか。
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