朝青龍復活

 

大相撲初場所千秋楽、休場明けの横綱朝青龍と連覇を狙う横綱白鵬の戦いは、あっけなく白鵬の勝ち。その結果、14勝1敗でならんだ両者は優勝決定戦に臨んだ。その後、白熱の優勝決定戦は休場明けの朝青龍の勝利となり、見事復活Ⅴを成し遂げた。

 

私は久しく相撲中継をみていない。昔に比べ相撲がつまらなくなったからだ。千秋楽の結果もテレビのニュ－スで知ったにすぎない。

昨年の角界は揺れにゆれた。大麻事件や八百長騒動など伝統と格式のある大相撲が地に落ちた感じだった。もっとも数年前から凋落してきたがついにここまできたかという感じだったが。

 

引退も噂された朝青龍の動向が気になるところ。今回で優勝23回を数え、貴乃花の記録を抜いた。記録の上では大横綱の仲間入りを果たした感があるが、今後は品格の上でも大横綱を目指して欲しい。

ひっそりと世界一へ

  国内最強企業と称されるトヨタ自動車は、昨年の自動車世界販売台数で世界一となった。一昨年は僅差でＧＭに敗れたものの、既に生産台数や連結売上高でＧＭを上回っていた。

 

 

昨年後半から急激な世界経済の落ち込みにより、今後の同社の業績見込みは苦しい。その結果、非正規労働者の雇い止めや減産などのコスト削減に及んでいる。ご存知の通り、自動車産業の裾野は広く、特に最王手・トヨタの苦戦は日本経済をどん底に落としかねないのだ。

先ごろ政府は金融機関以外の一般企業へ公的資金を投入する制度の創設を目指すと発表した。しかし、一般企業といっても雇用情勢に大きく影響を与える、大企業への投入に限られる可能性が高い。そうなると、かつて金融機関に公的資金を投入したときのように物議を醸し出すだろう。

 

そのような状況下での「トヨタの世界一」
オバマ米大統領の就任の影響もあり、ひっそりと世界一となった。

 

成人式

去る1月12日は成人の日。全国各地では成人式が執り行われた。今年は昨年までの「荒れる成人式」イメ-ジがないのは気のせいだろうか。どうも今年は荒れた成人式のマスコミ報道が少なかった気がする。

今年のはついに、「平成」生まれの新成人が誕生した。昭和という響きが懐かしくなりつつある今日、これからは平成生まれの若者が、世を渡り始めるのだ。彼らの中には既に社会人として世を渡り始めている者もいるが、半数以上は、大学などに通う学生であろう。

さて彼らの作る未来の日本は。団塊世代の先輩方にとって彼らはヒヨコだろうが、暖かく見守って頂きたい。

消え行く昭和

東京新宿歌舞伎町の象徴「新宿コマ劇場」は昨年末で閉館した。建物の老朽化と劇場周辺の再開発事業のためである。近年は観客減で採算が悪化していたという。

昭和31年の開館以来半世紀に渡る歴史の中で、同劇場に足を運んだファンも多いことだろう。再開発により劇場はなくなっても、皆様の心の中に残り続けるであろう。

初詣2009

あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。

本日は元旦。全国各地の神社は初詣客で賑わったことであろう。日本一の初詣客で賑わう東京・代々木の明治神宮は、参拝までにおよそ1時間半を要するほどの人出。人々はそれぞれの思いを込め参拝を済ませていた。

昨年は100年に一度の不況に見舞われ、日本のみならず世界的に厳しい一年であったと思う。果たして今年はどんな一年になるのだろうか。

皆様の2009年がいい年でありますよう、心からお祈り申し上げます。